「7日目の決意」はUVERworldの26枚目のシングルとして20146年6月18日にリリースされた曲です。
本当は2013年にすでに曲は出来ていて、ライブなどでも歌われていた曲でした。
この曲は、ファン(クルー)の中でも「今までのUVERworldの曲らしくない」「この曲にとても共感できる」と意見が分かれました。
では、「7日目の決意」はどのようにして誕生したのでしょう。
「7日目の決意」の誕生秘話
ある日、TAKUYA∞は夢で「とっぽい感じで学生服の背中にカエルの刺繍をつけた生徒が『君は冬の夢を見て鳴く蝉』という歌詞の歌を流れるメロディーとともに歌っていた」とい言います。
そのシーンが強烈なイメージとして残っていて、作詞・作曲されたのが「7日目の決意」でした。
この曲はライブで披露されその後、少しずつ編曲を繰り返して、26thシングルとしてリリースされました。
ちなみにジャケットの絵はTAKUYA∞が見た夢の光景をモチーフにしたものです。
UVERworld(TAKUYA∞)の「7日目の決意」にかける思い
TAKUYA∞は「今までは夢で聞いたメロディーを曲にすることはなかなか無かったが、このメロディーだけは鮮明に覚えていて、ギターでコードを探しすぐにコードがはまった」と言います。
その後、顔を洗い、歯を磨きながらイメージが一層膨らみワクワクして心拍数が上がるのを感じたそうです。
メンバーに話を持ちかけ作詞・作曲をしたが悩むむことなくスムーズに曲作りだ出来ました。
当初メンバーは「初めはTAKUYA∞っぽくないと思った」がTAKUYA∞の曲にかける思いを知ってすごい曲になると直感したそうです。
TAKUYA∞はこの曲に強いこだわりを持っていて、夢のイメージを大切にしたかったのでテンポやキーは絶対に変えたくなかったと言います。
ライブで「7日目の決意」を初公開したときTAKUYA∞は歌いながら感動と鳥肌がすごかったと思い返します。
他のメンバーもクルーの反応をみて、観客の心の中にスーと入っていくのが分かったと振り返ります。
TAKUYA∞は「俺が一番言いたいことは、『何もかも自分次第』本気で生きて行く楽しさ、夢を見る幸せ、7日で命が終わる蝉が冬の夢を見たっていいじゃないか、叶わなくても夢を見ていこう」と「7日目の決意」のメッセージとして思いを込めています。
クルーの感想
この「7日目の決意」がリリースされた時は、クルーの中にも賛否両論があったようです。
「歌詞が回りくどくて好きになれなかった」「TAKUYA∞の世界観がわかりづらい」と言う一方、「最近のUVERworldのバラード曲の中でも一番好き」「TAKUYA∞の夢の光景が全体に表れている」「この曲に心を救われたクルーも多いのでは」と好印象を抱くクルーもいました。
今では、UVERworldのバラード曲の代表作となった「7日目の決意」。
これからもクルーの間でUVERworldの最高作の一つとして親しまれるでしょう。
まとめ
「7日目の決意」はいろんな思いや考えで作られた曲でした。
聞いてみると情景が伝わってきます。